6月8日夕方、練習試合とは思えないほど多くの観客がマイネットスタジアム皇子山(滋賀県)に詰めかけた。新型コロナウイルス感染者が出たことで今春のセンバツ出場を辞退した京都国際と、それに伴い代替出場し、決勝戦まで駒を進めた近江の一戦が実現した。センバツ大会が終わった直後の4月中旬、出場辞退の連絡を直接電話でもらった近江の多賀章仁監督が、「何とか試合ができないか」と京都国際の小牧憲継監督へ対戦のお願いをしたことが始まりだった。隣県同士の両校ではあるが、対外試合をすることは初めてだったという。
元記事リンク:“V候補のセンバツ辞退”から3カ月…京都国際エース森下瑠大にのしかかった“試練”とは? 近江と初対決「山田君はやっぱりいいピッチャー」