指導者になってからも「完全試合」はついて回った。初対面の人に名刺を渡せば「あの完全試合の……」と敬われる。だが、松本は肩肘張らずに、ありのままの自分をさらけ出す。本人は口にしないが、もしかしたらメディアによって一人歩きさせられた「松本稔」の虚像に引きずられてたまるか、という抵抗なのかもしれない。――完全試合をしなければよかった、と思ったことはありますか? そう尋ねると、松本は「それはないですね」と言って続けた。
元記事リンク:センバツ史上初“完全試合の男”が告白…「相手に申し訳ないことをした」発言の真意「40度の熱があるのにマウンドに、とかマスコミは嘘ばかり」
