各都道府県で開催されている独自大会の多くでは、新型コロナウイルス感染対策として、スタンドから声を出した応援が禁止となっています。(大分県など、一部認められている大会も有り。)
試合が行われたり、見られたりするのは幸せなことですが、やっぱり場内を盛り上がる応援がないのはちょっと寂しい気がしていましたが、そんな中で見かけたこちらの記事。
控え部員たちの手には、桜色の手作りプラカード。好プレーが出れば「ナイス!」、チャンスでは「チャンスはショータイム」など、試合の展開に合わせて6種類のプラカードを使い分けた。新型コロナウイルス感染予防対策で大声を出しての応援ができないため、工夫をこらした応援。数日前に部長の発案で作成を開始し、マネジャーが全員分を作ったという。
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202007180000598.html
これはなかなか面白いアイデアですね。
プラカードが試合をしている選手たちの目にも留まるでしょうし、チームとして一体感のある雰囲気を作るのにも役立ちそうです。
声を出す応援が禁止されているなら、できる範囲で何かチームを盛り上げる方法を考えよう、という気持ちが素晴らしいです。
プラカードの他にも、現実的にできそうなことでいくつかアイデアを考えてみました。
手拍子を使った応援
声を出す応援は禁止ですが、拍手は OK という大会が多いようです。
そこで、手拍子を活用した応援はどうでしょうか。
日本には、三三七拍子という手拍子で応援できる定番のリズムがあります。
誰でも知っているこれなら、それほど準備も要りませんし、選手も父兄も一緒になって手拍子で盛り上がれるのではという気がします。
他にも、日本の伝統的なリズムである一本締め、三本締めなども、すぐに取り入れやすそうですね。(余談ですが、昨年のラグビーワールドカップ2019の場内放送で流されていた三本締めは、場内の雰囲気作りに一役買っていてよかったです。)
ちょっと毛色が変わりますが、高校野球の人気応援曲の一つでもある『We Will Rock You』もリズムを取るのに活用しやすそうですね。
人文字での応援
冒頭のプラカードを使った応援を見た時、往年の PL 学園の人文字応援を思い出した高校野球ファンは少なくないのではないでしょうか。
もちろんここまで大げさなものは無理として、何か簡単なものでもプラカードを組み合わせた人文字ができたら、きっとスタンドが華やぐことうけあいです。
人文字が1パターンであっても、それを出したり引いたりの動きに変化を付ければ、面白いものになる気がします。