全国各地では早くも来年春の選抜高校野球出場を目指す秋季大会がスタートしている。そんな新チームで今後が楽しみな1、2年生の選手について、スポーツライターの西尾典文氏に甲子園出場経験のない中からピックアップしてもらった。1人目は東海大菅生の上原慎之輔投手。 高い位置から投げ下ろすボールの角度 上原慎之輔(東海大菅生) ・学年:2年・ポジション:投手・身長/体重:177cm/72kg・投打:左投/左打・化ければこんな選手!: 床田寛樹(広島) 【寸評】 力のある投手が多いチームの中でも、1年秋から中心として活躍しているサウスポー。まだ体は細く、スピードは130キロ台中盤から後半とそこまでスピードがあるわけではないが、高い位置からスムーズに腕が振れ、ボールの角度があるのが持ち味だ。変化球でもしっかり腕を振ることができており、カーブ、スライダー、チェンジアップをしっかりと低めに集める投球には安定感がある。高校からプロというタイプではなさそうだが、大学や社会人でスケールアップすれば、将来的には十分ドラフト指名も狙えるだろう。(西尾典文)
元記事リンク:上原慎之輔(東海大菅生)|新チーム期待の1・2年生特集