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配球問題集で野球脳を鍛えよう!筑波大学川村卓准教授による配球問題集の問題を解きながら、配球の超基本から最新理論まで覚えられる!今すぐ挑戦だ!問題5 ランナー2塁の状況でピンチを広げないためには、どのようなコースへどのような球種を投げるとよいでしょうか? 前提条件 投げられる球種:ストレート、カーブ、スライダー、フォークバッターの特徴:ー場面設定:ー 正答例 初球はアウトコースから入るスコアリングポジションになるので、ピッチャーとしてはギアを上げて打ち取っていきたい場面で、できるだけ三振を狙い、難しければサードかショートへのゴロを打たせます。この状況はわかりやすい場面でもあり、ピッチャーの持っている力をもっとも発揮しないといけません。そういった意味では、けん制を入れながらきちんとバッターと対峙できると言えます。試合の状況で1点も取られたくない場合には、三振を狙っていきます。一番打たれたくないコースはアウトコースよりのストレートで、右バッターだと痛打される危険があります。また左バッターは、インコースのストレートが一番痛打される危険が高くなります。理想的なアウトコースから入って外側を見せておき、続けてインコースのベルトの辺りに威力のあるストレートを投げ、ファウルを打たせます。インコースを攻めることでバッターのミートポイントが前になります。そこにフォークなどの落ちるボールで空振りを狙います。またストライクからボールになる変化球も有効です。 書籍紹介 「次の一球は?」野球脳を鍛える配球問題集・川村卓(著)・辰巳出版・1210円 購入はこちらから 【内容紹介】 発売後、たちまち増刷!!本書は配球のセオリーや状況の考え方を、設問と回答から学べるように構成した配球問題集。バッターを揺さぶる投球、カウントごとのピッチングセオリー、バッターの特徴に合わせた攻め方など野球脳が鍛えられる42問を収録。 本来は実戦を通して覚えていく配球論ですが、この本の問題に合わせて配球を考えることで野球脳が鍛えられます。どこでも鍛えられるおすすめの1冊です。( 元プロ野球選手・野球解説者 谷繁元信)野球においての、配球の超基本から最新理論(ピッチトンネル)まで覚えられる! 第1章 配球の基本はじめて対戦するバッターに対して、どのような球種・コースへの初球が望ましいでしょうか? ほか第2章 バッターのタイプ別配球トップの時に「グリップが肩のラインよりも上に来てバットをやや寝かせ気味にするバッター」には、どのコースへの投球が有効でしょうか? ほか第3章 カウント別配球の基本試合中盤以降、カウント0-0のときに、どのような「入り」をするとよいでしょうか? ほか第4章 状況別配球の基本ランナー1塁の状況でピンチを広げないためには、どのようなコースへどのような球種を投げるとよいでしょうか? ほか【著者プロフィール】川村 卓(かわむら たかし)1970年生まれ。筑波大学体育系准教授。筑波大学硬式野球部監督。全日本大学野球連盟監督会運営委員会、首都大学野球連盟理事・評議員。札幌開成高校時代には主将・外野手として夏の甲子園大会に出場する。また筑波大学時代も主将として活躍。筑波大学大学院修士課程を経た後、北海道の公立高校で4年半、監督を経験する。その後2000年12月に筑波大学硬式野球部監督に就任。06年秋季首都大学野球リーグ優勝を果たす。主にスポーツ選手の動作解析の研究を行っている。 関連記事 「野球脳を鍛える配球問題集」にチャレンジ!(問題1)2020.9.1 トレーニング 「野球脳を鍛える配球問題集」にチャレンジ!(問題2)2020.9.8 トレーニング 「野球脳を鍛える配球問題集」にチャレンジ!(問題3)2020.9.15 トレーニング 「野球脳を鍛える配球問題集」にチャレンジ!(問題4)2020.9.22 トレーニング
元記事リンク:「野球脳を鍛える配球問題集」にチャレンジ!(問題5)