温暖な気候の沖縄ですくすくと育った大型右腕が雪国・石川での厳しい冬を超えて初の甲子園に挑む。第94回選抜高校野球大会に2年ぶり15回目の出場を果たした星稜高校(石川)のエースを務めるのは、マーガード真偉輝キアン(3年)。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、186センチ90キロの恵まれた体格から力強さとキレを兼ね備えた球を投げ込む。筆者が彼と話すのは、侍ジャパンU-15代表以来の約2年半ぶりだったが、顔つきが精悍になっていたのは一目瞭然だった。
元記事リンク:《センバツ》沖縄から雪国に進むと聞いて不安だったけど…星稜のエース・マーガード真偉輝キアンを成長させた“辞退した先輩の帽子”