一塁ベンチ前でナインの歓声と同時に岡田龍生監督の胴上げが始まった。決勝戦で智辯和歌山を5-1で退け、17年ぶりに秋の近畿大会を制した東洋大姫路。最速147キロ右腕のエース・阪下漣(2年)が全4試合に登板し、27回2/3を投げて失点はわずかに1。防御率は驚異の0.33をマークするなど抜群の安定感を見せた。「県大会より本当に安定していた」とエースを褒め称える岡田監督の乾いた声がさらに響く。
元記事リンク:「監督は練習で自慢話をしている」「そんなこと僕らに言われても」からのリスタート…“かつての強豪”東洋大姫路が17年ぶり近畿大会復活Vのウラ話