反対意見の多くは、東北の打者が“ヒットではなくエラーで”出塁時に行った点を指摘していた。つまり、相手のミスでのパフォーマンスに「配慮がない」という意見が噴出したのだった。しかし、この意見には少し誤解がある。なぜなら、のちに日本高野連が発表した見解には「エラーへの配慮」という文言はなかったからである。つまり一塁塁審が厳重注意した理由は、エラー出塁時か否かが問題ではなく「パフォーマンスをしたこと」そのものにあった。
元記事リンク:あの“ペッパーミル騒動”なぜ賛否が割れた? 東北・佐藤洋監督「初めての甲子園で思ったのは…」「ぜひ議論に」本当の問題点を考える