第104回全国高校野球選手権の宮城大会3回戦で行われる予定だった東北と東北生活文化大(以下、生文)の試合は生文の出場辞退により、東北が不戦勝となった。その後、両校で協議し、8月30日に「3回戦」を実現させた。全国選手権を同じ宮城県の仙台育英が制し、東北地方に初めて深紅の優勝旗をもたらしてから8日後、公式戦用のユニホームを着た両校の3年生ははつらつとプレー。今夏で退任した東北・富沢清徳監督、生文・水沼武晴監督とともに野球を楽しみながら、“ラストゲーム”を戦い抜いた。試合は6-5で生文が勝利した。
元記事リンク:コロナで消えた夏「終わった実感なかった」 歓喜の街で行われた“42日後の宮城大会”