今年のセンバツ一番の話題といえば、「飛ばないバット」である。打球がピッチャーを強襲するなどの事故防止を目的とし、センバツから正式に採用された新基準バットは、旧基準と比べ最大直径が67ミリ未満から64ミリ未満と細くなり、打球が当たる箇所の肉厚が約3ミリから4ミリ以上となった。日本高野連の検証によると、打球の初速が3.6%減少したことで、飛距離が5~6メートル短くなったとされている。これが、世間で広まる「飛ばない」所以だ。新基準バットを初披露する舞台が甲子園。抱いた印象は、苦心か手応えか? 甲子園優勝経験のある名将から初出場の青年監督、プロ野球出身者まで。指揮官たちの率直な意見を訊いた。
元記事リンク:センバツ甲子園“飛ばないバット”騒動…現場の監督たちはどう見た?「フライは失速、ライナーは伸びる」「木製バットに近づいた」「値段が高い」