「甘言は人を腐らす」――。拓大紅陵(千葉)で33年間、指揮を採った故・小枝守監督の“名言”のひとつだ。今から約40年前、1984年の選抜高校野球で同校は創部初の甲子園出場を果たした。準々決勝で桑田真澄、清原和博のKKコンビがいたPL学園(大阪)に敗れたが、オリックス、横浜で活躍した小川博文さんの活躍で初出場ベスト8という快挙を成し遂げた。小川さんも“恩師”の言葉の力に魅了され、その後の人生を変えてもらった一人だった。
元記事リンク:人生を変えた「甲子園の感想文」 オリ日本一戦士が今も忘れない…恩師の“金言”