沖縄が生んだもう1人の剛腕…甲子園4度出場も「彼がいたら」 叶わなかった幻の“競演”

あのピッチャーがライバル校にいたら……。東海学園大投手コーチであり、整体師でもある上原晃氏(元中日、広島、ヤクルト)は沖縄水産時代に4度甲子園に出場した。最高は2年夏の8強入りだったが、大舞台を何度も経験できたことは野球人生において大きなプラスになった。だが、上原氏はこんなことも言う。「もし彼が興南に入っていたら、こんなに甲子園には行けなかったと思う」。その選手とはロッテ、ヤンキース、阪神などで活躍した伊良部秀輝氏のことだった。

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