8月7日に開幕した夏の甲子園。プロが注目する選手も多く出場していますが、地方大会で敗れた選手の中にも今後が楽しみな選手は少なくありません。そこで今年のドラフト候補とはならなくても、数年後に注目を集めることになりそうな、この夏に見つけた未来のスター候補をスポーツライター西尾典文さんにピックアップしてもらいました。四人目は橿原学院の澤辺孝良投手。安定したリリース、高い精度のストレートと変化球! 澤辺孝良(橿原学院) ・学年:3年・ポジション:投手・身長/体重:177cm/82kg・投打:右投右打・化ければこんな選手!: 金村尚真(日本ハム) 【寸評】 バランスの良いフォームで安定感が光る右腕。左足を高く上げても姿勢が崩れず、軸足にしっかり体重を乗せてから下半身主導で楽に腕を振ることができている。140キロ台前半のストレートを両コーナーにしっかり投げ分け、スライダー、フォークなどの変化球も腕を振って低めに集める。肘のたたみ方が上手く、ボールの出所が見づらいのも持ち味だ。少し一塁側に体が流れるのを改善して、前に体重が乗ってくればボールの勢いがアップする可能性は高い。大きな欠点はないだけに、大学でフィジカル面を強化すれば、大化けも期待できるだろう。(西尾典文) 関連記事 寺尾凌太(大分国際情報)|地方大会でキラリと光ったピカイチ選手!2024.8.8 選手 大竹悠太(西武台)|地方大会でキラリと光ったピカイチ選手!2024.8.10 選手 中村アラシュ(聖望学園)|地方大会でキラリと光ったピカイチ選手!2024.8.13 選手
元記事リンク:澤辺孝良(橿原学院)|地方大会でキラリと光ったピカイチ選手!