2年連続屈辱の夏だった。元中日投手の上原晃氏は沖縄水産の2年生エースとして、1986年の夏の甲子園のマウンドに上がった。1年の夏はサヨナラ暴投で涙したが「スライダーもしっかり覚えたし、これまでとは違って、いけるぞと思って、自信を持っていった大会だった」。しかし、待っていたのは、またも悪夢だった。準々決勝の松山商(愛媛)戦にサヨナラ負け。「今も自分の中ではふがいなかったという気持ちが残っています」と唇をかんだ。
元記事リンク:甲子園で2年連続の“屈辱”に「ふがいない」 37年前の悪夢…打ち砕かれた自信