甲子園を包んだ拍手を「勝ちに変えられなかった」 初出場で遭遇した“魔物”の存在

第105回全国高校野球選手権は11日、阪神甲子園球場で大会6日目の4試合を行い、第4試合では初出場の宮崎学園(宮崎)が、文星芸大付(栃木)に7-9で逆転負けを喫した。4回に5点を奪って逆転し、終始優勢に試合を進めたが8回、守備の乱れから再逆転を許した。2点を追う9回の攻撃では、スタンドが揺れるような手拍子での大声援。甲子園の“魔物”がうごめき出すかと思われたが、走者を2人出したものの万事休す。田口周主将(3年)は「応援を勝ちに変えられなかった」と涙を流した。

元記事リンク:甲子園を包んだ拍手を「勝ちに変えられなかった」 初出場で遭遇した“魔物”の存在