〈隠岐高校ルポ#2〉20年でこんなに変わってしまうものなのか――。高校野球の過疎化が加速している現実を目の当たりにした。筆文字で書かれた「島から甲子園」の貼り紙が、甲子園出場校の栄枯盛衰を無言で伝えているように思えた。この状況下で、黙々とグラウンド整備を続けているのが顧問の渡部謙監督だ。34歳。商業科の教員として6年前に赴任し、2人の子どもと妻の4人家族で生活している。
元記事リンク:離島から甲子園出場→20年後は部員ゼロの衝撃…隠岐高校・34歳監督が明かす“行動しなかった”後悔「一度ゼロになると負の連鎖が…」