高校野球といえば、負けたら終わりのトーナメント。悲劇と背中合わせの必死のプレーが、多くのファンの心をつかんできたのは事実だ。一方で勝利至上主義と一線を画し、リーグ戦を行う動きが広がりつつある。「LIGA Agresiva(リーガ・アグレシーバ)」。2015年に発足し、当初の参加校は大阪の府立高校6校のみだったが、趣旨に賛同する高校が徐々に増え、10年目の今年は34都道府県の175校が参加する予定だ。創設者でNPO法人BBフューチャー理事長の阪長友仁氏に聞いた。
元記事リンク:10年間で約30倍…広がる“脱・勝利至上”への賛同 甲子園でも成果「対戦相手は仲間」