野球部員の携帯電話所持や SNS 利用が容認されているという東邦のこちらの記事が興味深かったです。
過去にもプライベートな情報が露出してしまったり、不用意な発言がメディアに取り上げられてしまい話題になるといったことがありましたが、携帯電話や SNS との付き合い方にリスクがあることは否めません。
しかし、この記事に登場する林主将は、SNS から収集した情報で大事な気付きを得ます。
「それまでは、高校野球ってみんなから応援されてるものだと思ってた。中止発表翌日にツイッターで『#高校野球』をつけて検索したら、何万人もの方がそれぞれの考えをつぶやいていて。エールもありましたが、圧倒的に多かったのは甲子園開催への批判の声。開催の是非についての記事も片っ端から読み漁りました」
https://full-count.jp/2020/07/06/post822213/
これをきっかけに、高校野球に対する世間の見方を知ったり、高校野球そのもののあり方について深く考えたりするようになったそうです。
携帯電話を与えること与えないことどちらにも良し悪しがあり、Yes/Noで分けられるような正解はないのでしょうが、この林主将のようにより学びを得られるツールとして有効活用できれば、きっとそれは個人としてもチームとしてもさらなる成長の機会になり得るでしょう。
新型コロナウイルスによる部活動の自粛期間中、LINE や Zoom といったアプリを活用してチーム内のコミュニケーションやトレーニングが行われた例も多数あったようです。
これからの時代、こういったツールをいかに活用できるかどうかの応用力が、チーム力を高める一つの要因として注目されていくのかもしれませんね。