池田高校の名将・蔦文也「酒臭い息を吐きながら、上半身裸でノックを…」親交のあった編集者が語る“知られざる素顔”「町の人たちは面白がって見ていた」

2001年4月30日、蔦文也氏の葬儀が執り行われた後、二人の恩師としみじみと酒を飲み交わす幸運に恵まれた。二人とは、池田高校野球部の元部長、元木宏氏と白川進氏である。元木氏は池田高校野球部が甲子園に初出場した71年夏に、蔦氏を強力にサポートした。白川氏はさわやかイレブンと呼ばれた74年春の準優勝時に部長を務め、その後も蔦氏を縁の下から支え続けた。二人は、全国を席巻した蔦ブームの事実上の生みの親、プロデューサーとも言うべき存在。その夜、お二人は東京から葬儀にかけつけていた私をねぎらって一席もうけてくれたのだった。

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