「足、震えてましたよ」DeNA山崎康晃“16歳の涙”にあった反骨の原点…最後の夏は屈辱のコールド負けに「恥ずかしくて地元を歩けなかった」

巨大なスタンドに囲まれたグラウンドの真ん中に立つと、華奢な少年の姿はなおのこと小さく見えた。背中には「15」の白布が縫い付けられていた。'09年8月22日、帝京の2年生だった山崎康晃は、この日初めて甲子園で投げた。準々決勝の4回裏。県岐阜商業に5点差をつけられていた。

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