【特集】「トルク型」下半身強化|スケーティングジャンプでタメを蓄えろ!

【特集】「トルク型」下半身強化|スケーティングジャンプでタメを蓄えろ!

部活の活動自粛期間中も個人トレーニングに励む高校球児も多いと思います。 そこで、活動再開後からキレのある動きを実現させてくれるタイプ別の時短トレーニングをレクチャー! 今回は「トルク型」下半身強化の「スケーティングジャンプ」です!片足にタメを作る意識が最大限のパワーを生み出す 最大限の力を瞬時に出すことができるトルク型には、下半身のタメを体に意識させるトレーニングが最適だ。紹介するスケーティングジャンプは、反復横跳びのようにも見えるが、重要なのは回数ではない。反対側にジャンプし着地したときに、正しい姿勢をキープしてタメをつくることに意識を持たせることがポイントになる。このタメこそがトレーニング効果を上げる要素だという。トレーニング方法はこうだ。まず、9割の力で真横にジャンプして、目標となる位置を決める。そして、左右どちらかの目標位置から逆の目標位置へとジャンプし、これを繰り返していく。ジャンプするときは、スピードスケート選手のように膝を曲げ少し前傾姿勢になること。着地しているほうの脚で力がたまったら反対側へと、思い切りジャンプしよう。着地したとき、蹴り出した脚が着地した脚のほうへ流れてしまうと、うまくタメがつくれないので注意しよう! 1セット:10回 × 5〜10 セット 【1】目標位置として定めたマーキング場所に立って、右側なら右脚(左側なら左脚)立ち、逆側の脚はひざを90度に曲げ宙に浮かせる。【2】ジャンプは真横に移動するイメージで。【3】ジャンプしたときと同じ姿勢で着地できるように意識すること。また次に反対側へジャンプするときには、タメを作ってから行おう。 トレーナー トレーナー・新田幸一1977年生まれ。早稲田大学卒業後、母校の駅伝チームのフィジカルトレーナーなどを務める。近年は高地トレーニングの理念を活かしたジム「ハイアルチ」のプロデュースなど幅広い活動を行う。 関連記事 【特集】「パワー型」 下半身強化|スプリットジャンプで俊敏性が増す!2020.4.15 トレーニング 【特集】自粛があけたらブチかまそう!! キレ!キレ!時短トレーニング2020.4.14 トレーニング

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