甲子園で異例の“木製バット”使用 自腹購入で経済的不安も「両親に感謝」

第96回選抜高校野球大会は21日、第3試合で青森山田が京都国際に9回サヨナラ勝ちし、選抜初勝利(夏の甲子園では過去12勝)を挙げた。「5番・遊撃」で出場した吉川勇大内野手(3年)と「3番・中堅」の対馬陸翔外野手(3年)の2人は、全打席で木製バットを使用。背景には、今大会から金属バットに直径を短くするなど反発を抑えるための新基準が導入され、飛距離が落ちている実態がある。1974年に高校野球に金属バットが導入されて以降、甲子園で木のバットが使われるのは極めて異例だ。

元記事リンク:甲子園で異例の“木製バット”使用 自腹購入で経済的不安も「両親に感謝」